インナーの毛玉を防ぐには、洗濯中の摩擦を減らすことが大切です。裏返して洗濯ネットに入れ、詰め込みすぎず、洗濯表示に合った弱いコースで洗うと、毛玉ができにくくなります。
インナーの毛玉を防ぐ洗濯方法
次の順番で洗うと、インナー同士や他の衣類との摩擦を抑えられます。
- 洗濯表示を確認する
水温、洗濯機のコース、漂白剤の使用可否などを確認します。素材によって適した洗い方が異なるため、表示に「弱い洗濯」や「手洗い」などの指定がある場合は従ってください。 - インナーを裏返す
肌に触れる面や表面が他の衣類とこすれにくくなります。特に、表面がなめらかなインナーは裏返してから洗います。 - 1枚ずつ、または適量を洗濯ネットに入れる
ネットの中で衣類が動きすぎないよう、インナーを詰め込みすぎないことがポイントです。大きすぎるネットでは摩擦を十分に減らせない場合があります。 - 洗濯機に衣類を詰め込みすぎない
洗濯物が多すぎると、衣類同士がこすれやすくなります。洗濯槽の容量に余裕を持たせ、タオルや硬い素材の衣類とは分けると摩擦を抑えやすくなります。 - 弱いコースで洗う
洗濯表示で使用できる場合は、おしゃれ着コースや弱水流コースなど、通常コースより衣類への負担が少ないコースを選びます。 - 洗濯後は早めに取り出す
脱水後に長時間放置すると、衣類が絡んだ状態で乾きやすくなります。終了したら早めに取り出し、形を整えて干します。
毛玉を防ぐために洗濯前に確認すること
洗濯方法だけでなく、インナーと一緒に洗う衣類を選ぶことも重要です。ファスナーや面ファスナー、金具が付いた衣類は、インナーの表面に引っかかったり、こすれたりすることがあります。
- ファスナーやホックを閉じてから洗う
- 面ファスナーが付いた衣類とは分ける
- タオルやデニムなど、表面が硬い衣類との洗濯を避ける
- 濃い色の衣類に付いた毛玉や繊維くずが目立つ場合は、色物と分ける
インナーを単独で洗えない場合でも、洗濯ネットを使い、硬い衣類との接触を減らすだけで摩擦対策になります。
インナーの素材別に注意したい洗い方
素材によって毛玉の出やすさや洗濯時の注意点が異なります。素材名だけで洗い方を決めず、まずは衣類の洗濯表示を優先してください。
| 素材・種類 | 洗濯時のポイント |
|---|---|
| 化学繊維を含むインナー | 摩擦で毛玉ができることがあるため、裏返しと洗濯ネットを使う |
| ウールを含むインナー | 洗濯表示を確認し、指定があれば中性洗剤や手洗いを選ぶ |
| 綿素材のインナー | 強い摩擦や洗濯物の詰め込みを避け、形を整えて干す |
| レースや装飾があるインナー | 引っかかりを防ぐため、裏返してネットに入れ、弱いコースで洗う |
洗剤や脱水で毛玉を防ぐには
洗剤は、衣類の洗濯表示や素材に合うものを使います。おしゃれ着用などの中性洗剤が適している場合もありますが、すべてのインナーに使えるとは限らないため、商品の表示を確認してください。
脱水は必要以上に長くせず、洗濯表示で指定されている方法に合わせます。強い脱水や長時間の脱水は、衣類の型崩れや摩擦につながることがあります。
干すときも摩擦と型崩れに注意する
洗濯後は、インナーを強く引っ張ったり、ねじったりせずに形を整えます。直射日光や乾燥機の使用が洗濯表示で制限されている場合は、表示に従って干してください。
ハンガーに掛けると肩や首まわりが伸びやすいインナーは、平干しや二つ折りなど、衣類に合う方法を選びます。乾燥機を使える衣類でも、熱や回転による負担で毛玉が増える可能性があるため、毛玉をできるだけ抑えたい場合は自然乾燥が向いています。
すでにできた毛玉を取るときの注意点
毛玉を手で強く引っ張ると、生地の糸まで傷めることがあります。取り除く場合は、衣類を平らに置き、毛玉取り器や専用ブラシを衣類の表示と道具の説明に従って使います。
薄手のインナーやレース素材は、生地まで切ったり引っかけたりするおそれがあります。目立たない場所で試し、力を入れすぎないようにしてください。
インナーの毛玉を防ぐ洗濯方法の要点
毛玉対策の基本は、裏返す、洗濯ネットに入れる、詰め込みすぎない、硬い衣類と分けることです。さらに、洗濯表示に合った弱いコースを使い、脱水後は早めに取り出して形を整えます。
毛玉は洗濯だけで完全に防げるものではありませんが、衣類同士の摩擦を減らすことで発生しにくくできます。







